2018/8/27 スリランカ紀行6日目

翌日、俺は律儀にも昨日の約束を守ろうしていた。
約束の14時に同じ場所に向か彼はいない。仕方がないのでネスカフェを飲みながら彼を待つ。
 
30分くらい経った。まだ現れないので、ネスカフェをお代わり。
 
15時くらい待っても現れないので、とりあえず帰ろうとした。
 
まあ、よくあることだ。あまり気にしないようにしよう。
 
すると、飯屋の近くの広場にトゥクトゥクの中で寝ている彼がいた。
 
「2時じゃなかったっけ?」
 
俺が尋ねると、
 
「12時だよ!」
 
と、彼が言う。
そう彼が言うには12時だった模様。おそらくそれを俺が2時だと勘違いしていたのだ。
それを聞いてひたすら謝った。
 
聞いた話だと1時間待っている俺のことを気にかけた飯屋の従業員が親父に電話してくれていたらしい。
なので、一度帰ったが電話を受け再び訪れ、近くで出てくるのを待っていたと。
 
その後、ちょっと遅くなったが、彼の家に行き、飯をご馳走になる。
彼の奥さんや娘を交え、辛い飯を食い、食後にスリランカ産の紅茶をご馳走になる。
 
めちゃくちゃ怪しんだけど、そんなに悪い人ではなかったらしい。
 
その後「ドイツ人カップルを迎えに行くから、一緒に象の孤児院行こうぜ!」と言われ付いて行ったが、そのカップルは現れなかった。
 
「仕方ない。よくあることだ」と、彼は言う。
 
俺はゲストハウスに戻った。
時刻は夕方4時くらい。これからどうしようかと思い、表の椅子に座りタバコを吹かせていたら___
 
テニスボールがどこからか転がってくる。
俺はそれを手に取ると辺りを見渡した。
 
すると、少し離れたところに小学校中学年くらいの女の子が恥ずかしそうに立っている。
 
俺はその子にボールを渡すと彼女は駆けて行った。
俺はそれを見送り再び椅子に座りタバコ、もといビディを吹かせる。
 
するとしばらくすると、またテニスボールが俺の目の前に転がってきた。
俺はそれを手に取り、再び辺りを見渡すと、また女の子が恥ずかしそうに立っている。
 
俺はそれをその子に渡すと彼女はもじもじしながらそれを再び俺に渡し返した。
俺はそのボールを軽く投げてみる。すると、女の子は嬉しそうにボールを俺に投げ返した。
 
遊びたいのかな? 
そう思い俺はゲストハウスの女の子となぜかキャッチボールを続けていた。
途中、他のゲストが通るたびに、疲れた俺はそのゲストも交えてボールを回していった。
さすがに彼らは数十分すると自室に帰って行ったけど。
 
しばらくして彼女は一度、自宅に戻っていく。
もう一つテニスボールを持ってきて、今度は二つのボールをがむしゃらに投げ合う二人がいた。
 
そうして、二人とも疲れて座っていると、彼女は自宅に駆けていき、スケッチブックと鉛筆を持ってきた。
そして、何度も書いたり消したりを繰り返しながら、俺の絵を描いてくれた。
 
純粋にとても嬉しかった。
異国の子どもとの交流と彼女が
 
彼女が喋った英語は自分の名前の「リーシャ」と「sorry」「thank you」「bye bye」「water」だけだった。
でも、言葉がなくてもコミュニケーションが取れるんだと実感した。この旅で何より嬉しかった出来事だと思う。
 
写真
 
その後、同じ宿に泊まっていたスペイン人二人組と飯を食いに行く。
 
とにかく安い飯屋がいいということで夜道を歩きまくった。
 
なんていうか、ラテン独特のバイタリティを感じた。
俺も日本人の中ではガツガツ行く方だと思ってるけど、彼女らは臆することなく、値切ったり話しかけていく。
なんていうかそういうのを見てると、見習わないといけないなあとも感じ。日本人の奥ゆかしさが懐かしくも感じる。
 
飯を食った後、元来た道を戻っていく。
途中、亀を見つけて興奮する二人。
 
そして、ゲストハウスに着くと、明日の朝食を一緒に摂ることを約束し、自室へと戻った。

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